この記事では「ただいまご指摘いただいた通りでございます」について解説をします。
「ただいまご指摘いただいた通りでございます」とは?意味
今示してくれたそのままです、という意味です。
「ただいま」は、今このときを指しています。
「ご指摘」は「指摘」を敬意を込めた言い方にしたものです。
「指摘」は、誤り、欠点、大切な点などをそれと具体的に示すことです。
他人の行為を表す語に「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を表します。
「通り」は、そのままという意味です。
「思っていた通り」のような使い方をします。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「ただいまご指摘いただいた通りでございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人が指摘をしてくれて、その内容を話し手が「本当にそうだ」と思ったときに使用をします。
ある機械をうまく使えていないことで説明をします。
この機械を使ったら仕事を効率的にできるだろうと思い、ある機械を導入しました。
しかし、部下はこの機械をうまく使いこなせていません。
そのため、思っていたほど仕事の効率は上がっていません。
それを見た上司が「うまく使えていないではないか。
使い方を習得するように」と指摘をしました。
欠点をそれと具体的に示しているこのことが「指摘」です。
その言葉を言われた部下は、「まさにその通りだ」と感じました。
その気持ちを「ただいまご指摘〜」で表現します。
「本当にその通りだ」と思うならば、指摘された部分を改善することが望ましいです。
よくなるようにと何かを具体的に示しているので、よくなるように努力をしましょう。
「ただいまご指摘いただいた通りでございます」を使った例文
・『ただいまご指摘いただいた通りでございます。改善に取り組んでまいります』
「ただいまご指摘いただいた通りでございます」の返答や返信例
この言葉の他に相手が何を述べているのかや、何を指摘したのかによって、返答の内容が変わります。
たとえば、改善のために努力をすると相手が述べているならば、その気持ちを肯定するような言葉をかけるとよいでしょう。
相手の気持ちを肯定することで、努力しようという気持ちが高まると期待できます。
何かが足りないことを指摘したならば、その部分を補うような何かをする必要があるでしょう。
その場合は、どういったことをしたらよいのか具体的に考えていきます。
まとめ
この言葉は、指摘された事柄をその通りだと思ったときに使用をします。
過ちや欠点をその通りだと思うならば、その部分を変えていかなければなりません。
変えることで今よりももっとよくなるはずです。
