「無事に終えることができました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「無事に終えることができました」について解説をします。

「無事に終えることができました」とは?意味

問題なく終わることができた、という意味です。

「無事」には、過ちや事故のないこと、またそのさまという意味があります。

「終える」は、続いていたものがそこでなくなる、続けてきたことを全部してしまうという意味です。

「できました」「でき」「できる」のことで、成り立つ、仕上がるという意味になります。

「まし」は敬意を表す「ます」のことです。

「た」は動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表します。

「無事に終えることができました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、大きな問題もなくある事柄が終わったことを伝えるために用います。

たとえば、Aさんがあるプロジェクトを任されたとします。

このプロジェクトをするにあたり、他の人たちの力を借りました。

この人たちの力があったおかげで、問題を起こすことなくプロジェクトを完了させることができました。

この人たちの力がなければ、無事に終えられたかわかりません。

Aさんは力を貸してくれた人たちに感謝をしています。

そこで、力を貸してくれた人たちに、プロジェクトが終わったことの報告と感謝を伝えることにしました。

そのときにこのような言葉を使用します。

この言葉は「ある事柄が終わった」と知らせるもので、感謝の気持ちは含まれていません。

感謝の気持ちを伝えるならば、「ありがとうございます」「感謝申し上げます」など別の言葉を用います。

かかわった人たちはどうなったかと気になるので、何かが終わったときには報告をしましょう。

一言伝えておけば、どうなったかがわかって安心できます。

「無事に終えることができました」を使った例文

・『おかげさまで無事に終えることができました』

「無事に終えることができました」の返答や返信例

問題なく終わったようです。

何も事故などがなく終わったと聞いて安心したはずです。

安心できたならば、その気持ちを伝えてみるとよいでしょう。

この言葉とともに感謝の気持ちが伝えられることもあります。

こちらが何かをしたことで無事に終わったならば、「無事に終わったようでよかったです」「力になれたようでよかったです」という気持ちを伝えるとよいでしょう。

相手にとって望ましい事柄なので、前向きな言葉を返すようにします。

まとめ

この言葉は、ある事柄がすっかり済んだことを知らせるものです。

何かが終わったときには報告をしましょう。

この言葉だけではなく、終わった事柄について詳しく説明をしたり、力を貸してくれた人に感謝の気持ちを伝えたりすることもあります。