「業務に従事してまいります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「業務に従事してまいります」について解説をします。

「業務に従事してまいります」とは?意味

仕事に専念をする、という意味です。

「業務」は職業や事業など継続して行う仕事をいいます。

継続して行う活動でも、家事や育児など家庭生活に関することではありません。

「従事」は、その仕事ひとつに集中して携わることです。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。

「業務に従事してまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側がもっぱら業務に携わることを指して使用をします。

普段から業務を行っていれば、この言葉をわざわざ言う必要はないでしょう。

今まで行ってきた業務をこれからも続けるだけです。

普段の仕事への取り組み方を見てくれていれば、業務に従事していることを周囲の人たちはわかっています。

では、どういったときにこの言葉を使うのでしょうか。

それは、これまでとは別の仕事に従事するときです。

新しい仕事を任されたのでその仕事に従事をするときに、このような言葉を使います。

また、改まった気持ちを表して伝えることもあります。

気持ちを新たにして仕事に取り組む場面です。

この言葉は、過去のことを指しているのではありません。

過去のことを指すならば、「まいります」ではなく「まいりました」という言い方をします。

就職の面接や自己紹介のときなどに、過去にどのような仕事をしてきたのか伝えることがあります。

また、この言葉だけでは何の業務なのかわからないので、具体的な事柄をあげるようにしましょう。

「業務に従事してまいります」を使った例文

・『これからも業務に従事してまいります』

「業務に従事してまいります」の返答や返信例

努力をしようとしているので、「頑張ってください」という意味の言葉を伝えるとよいでしょう。

応援の言葉があれば、励みになるはずです。

普段から仕事にまじめに取り組んでいなかったとしても、「できるはずがない」といったやる気をくじくような言葉をかけるのは望ましくありません。

前向きな姿勢を見せているので、その気持ちや姿勢を肯定するような態度を示すとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、話し手側がもっぱらある仕事に携わることを意味しています。

過去に何をしていたという意味ではなく、これから行うという意味である点に気をつけてください。